第1章:DD2030とは何か
📘 このガイドブックは整備中です。
2026年2月24日、デジタル民主主義2030のSlack上の「こんな人募集」に、コミュニティ・マネジャー(コミュマネ)の方から以下の投稿がありました(太字):
【ノンエンジニア大歓迎!】コミュニティの「ガイドブック」を一緒に作りませんか?
皆さん、こんにちは!
コミュニティ内でこんな声がチラホラ聞こえてきます
- Slackに入ったものの、何から手をつければいいの…?
- ちょっと参加ハードルが高いかも…
せっかく興味を持って参加してくれた方に活躍して欲しい…!
そこで、誰もがスムーズに参加できる「コミュニティのガイドブック(ドキュメント)」を作りたいと考えています!
やりたいこと
まずは、いつでも誰でも見られるドキュメントを整備して、以下のことを分かりやすくまとめたいです。
① コミュニティ全体のこと
② 各プロダクト・プロジェクトの紹介
③ 「こんな貢献ができるよ!」という参加のハウツー
この三つが、このガイドブックの目的です。
5つの取り組み
DD2030は、以下の「5つの取り組み」で構成されています:
- ブロードリスニング
- 広聴AI
- いどばた
- Polimoney
- Project Coreloop
これら「5つの取り組み」が有機的接続したものが、2030という「コミュニティ全体」です。
ですので、まず、その有機的接続を概観しましょう。
コアループとは
2030のHPには、コアループについて次のように書かれています:
「声を集めて終わり」のデジタル民主主義を乗り越え、AIを活用しながら、市民の意見を合意形成につなげ、政策・法令・予算として実行し、社会の改善実感まで届けることを目指す民間主導プロジェクトです。
結論から言えば、コアループのこの定義が、2030そのものであり、デジタル民主主義(以後、DD)そのものです。
注目すべきは、「「声を集めて終わり」のデジタル民主主義を乗り越え」の部分です。
この部分は、「声を集めて」が、DDそのもの(つまり、2030そのもの)と誤認されるほど、2030において重要な位置を占めていることを示しています。
この「声を集めて」こそ、2030の「取り組み1」であるブロードリスニング(の一部)です。
ブロードリスニングとは
2030HPは、BLについて次のように言っています:
ブロードリスニングとは、多様の声を広く収集・可視化し、意思決定に役立てようとする取り組みです。 ブロードリスニングの背景・概念・事例・実践方法を体系的に解説する書籍を執筆・公開しています。日本語版は9月発売予定・英語版はWeb上で全文読めます。
https://dd2030.org/broad-listening/
ここでいわれている書籍とは、『選挙を変えたブロードリスニング 生成AIが実現する民意の可視化と分析』(刊行日未定)のことです。(以後、ブロードリスニング本;英語版タイトルはBroad Listening: Understanding Public Opinion at Scale)
https://broadlisteningbook.com/
2030メンバーによって書かれたブロードリスニング本は、「『⿻Plurality』の水割り」を裏コンセプトとし、ブロードリスニングを軸として、DDおよびその中心概念である⿻(プルラリティ)を分かりやすく解説しています。
このガイドブックの読者
同書の「00 本書の読みかた」に列挙された「想定読者」は、ほぼそのまま、このガイドブックのターゲット層と考えてよいと思われます:
- 行政職員・政策立案者: 市民の声をどう集め、どう政策に反映させるかに関心がある人
- 政治家・選挙関係者: 有権者との新しいコミュニケーション手法を模索している人
- ブロードリスニングを推進する政党の党員: 支持政党が何をやっているのかを理解したい人
- 社会学・政治学を学ぶ学生や研究者: 民主主義や市民参加の新しい形態について学びたい人
- 市民: 社会参加の新しい形として、デジタル民主主義に関心がある人
- エンジニア・データサイエンティスト: ブロードリスニングを支える技術を理解し、実装したい人
これらの人々は、デジタル民主主義(DD)のステークホルダーないし担い手と言ってよいでしょう。
このガイドブックは、ブロードリスニング本を援用しながら、上記のような潜在的なDDの担い手の方々が、それぞれの立場において、スムーズに2030の活動に参加し始めれるようサポートするマニュアルです。