今週のコミュニティ活動まとめ(2025/12/04-12/10)
みなさん、いつもお疲れさまです。先週は約15チャンネルで合計300件近くのメッセージがやり取りされ、さまざまな話題が飛び交いました。ここでは、主だったトピックをかいつまんでご紹介します。参加していない方は活動の雰囲気を知るきっかけに、参加中だけど流れを追い切れていない方は全体の動きをざっとつかむのにお使いください!
1. 広聴AIまわりのディスカッション
「2_開発_広聴ai」では、Reactの脆弱性対応やテスト結果の共有が進み、一気にマージされそうな動きがありました。さらに、意見を可視化するためのアルゴリズムや、Instruction Embeddingを使った新しい文章分類の試み、さらにCartographerとの組み合わせといった話題が盛り上がっています。
今後の活用を検討する会議の予定調整や、企業ユースの実例なども議論されており、「次はどんなふうにAIを使っていけるか」を真剣に考えるムードが高まっています。
2. 広報&PR体制の再構築
「2_広報_pr」では、新しいウェブサイトのリニューアルが完了し、CMS(記事投稿の仕組み)をどうするかという相談が積極的に行われました。SNS投稿の計画や人材募集ツイートなど、デジタル民主主義2030の活動を発信するうえでの基本方針の話し合いが進んでいます。
外部サービスへの依存か、自前の仕組みかを模索するところなども含め、広報体制の強化に向けた動きが見られました。
3. ブロードリスニング本の執筆状況
「2_broad-listening-book」では、本の原稿をAIを活用しながら急ピッチで執筆している様子が共有されています。すでに取材の文字起こしから構成、執筆サポートまでAIをフル活用しているとのことで、「本当に1日でここまで書けるのか」と驚く声も。今後は挿絵やレイアウトの詰め、各トピックの見直しが進むようです。
ブロードリスニングの考え方を実際の事例と絡めて丁寧に紹介する内容で、「これは面白くなる」と期待を寄せるメンバーも多いので、いずれの完成報告に注目です。
4. 新しいプロジェクトのタネ
「2_新しいプロジェクトの種」では、いろいろなアイデアが飛び出しています。なかでも注目を集めているのは、パブリックコメントの自動分析に関する話題や、OSSで作られたコミュニティ通貨ツール「toban」の事例。また、いどばたやfarbrainといった類似や関連ツールが増えたことで「全部同じように見えてしまうけれど、実は違う強みがある」という認識の共有が進みました。
「次のアイデアをどう実装して広げるか」を考えている方は、ぜひこちらものぞいてみてください。
5. Polimoneyの開発近況
「2_開発_polimoney」では、選挙関連の費用や収支を管理する機能の開発が進行中。毎週定例でミーティングを行い、完成間近となる「選挙運動費用収支報告書」ページの公開に向けた最終調整を行っています。さらに、あわせて広報面でのアピール方法を議論するなど、完成後の運用を見据えた動きが見られました。
6. いどばた関連のバグや要望
「2_開発_いどばた」では、企業向けに導入しようとしている方から「テーマ一覧に出てこない」というバグ報告があり、修正や環境の見直しについて話し合われています。「いどばたビジョン」「いどばた政策」のディレクトリ統合構想も浮上し、さらに機能性と使いやすさを高めようという意欲がちらほら。
すでに企業ユースの事例が増えており、いどばたブランドの認知度がじわじわ高まっているようです。
7. ほかの活動トピック
- 「7_雑談」:他団体のイベント資料を共有しあったり、OSSコミュニティならではの「楽しみながら進めるコツ」をChatGPTに聞いて盛り上がったりしました。
- 「3_デジタル資産_権限管理」:各種アカウントやツールの管理権限を一元化しようとする動きが進行中。誰が何の管理者か整理されてきています。
- 「1_事例紹介_全体」:いどばたや広聴AIの新しい活用事例が次々と公開されているため、事例集に追記する動きがあり、外部でも着実に注目が集まっている様子。
- 「8_人数推移」:Slackメンバー数が少しずつ増加中。高校生から社会人までさまざまな方が興味を持ってくれているようで嬉しいかぎりです。
参加したくなったら…?
どのチャンネルも議論・相談はウェルカムです!
「自分はエンジニアじゃないから…」と思う方でも、広報やアイデア出しなど非技術的な協力が大助かり。もし興味があるプロジェクトやキーワードがあれば、該当チャンネルをのぞいてみてくださいね。一言書き込みいただけるだけでも話がぐっと進みます。
今後もさまざまな企画や開発が同時進行で走っていきます。ぜひ気になるトピックに飛び込んで、新しい風を吹かせてください!一緒にデジタル民主主義の未来を形にしていきましょう。