今週の活動まとめ
こちらは2025年11月20日から26日までに行われたSlack上のやりとりをざっくりまとめたものです。
未参加の方は「こんな盛り上がりがあるんだ」と感じていただき、参加中だけれど各チャンネルを追いきれていない方も、全体の雰囲気をざっと把握できるように作りました。ぜひ興味を持った話題のチャンネルをのぞいてみてください。
1. もっと深く開発を進める!:#2_開発_広聴ai_アルゴリズム開発 と #2_新しいプロジェクトの種
#2_開発_広聴ai_アルゴリズム開発
散布図を使った「なめらかな可視化」と、意見の対立軸をはっきり見せる「分断(賛否)アプローチ」の両方を試行錯誤しながら議論が盛り上がっています。センチメント(肯定・否定など)を数値化してそれをベクトルに組み込む実験も話題で、「重みづけを調整しながら意見をどう配置するか」を面白がりつつ検証している様子です。#2_新しいプロジェクトの種
新ツール「DivCon」を試してみたり、「対立軸を強調しすぎると全体像が失われるが、分かりやすさは増す」といったテーマを熱く議論中。そこから「なめらかに見せるScatter図と対立軸の両立はできないか?」など、プロトタイプや実験アイデアが次々と生まれています。
2. 広聴AIの現状:#2_開発_広聴ai
- 広聴AIが「行政への信頼をどう高めるか」「意見をどう活かしていると住民に伝わるか」という観点で議論されています。
- 「ブロードリスニングは、単に新しい論点を見つけるだけでなく“意見が届いている”実感をつくる手段」という話や、「大規模言語モデル(LLM)のコンテキストサイズ拡大に合わせた設計」を意識している点が印象的です。
3. ゆるい雑談、でも大事:#7_雑談
- Code for Japan Summitの話題や外部カンファレンスの情報共有があり、興味のある人は覗いてみると学びが多そうです。
- Pol.isを試してみた感想や、いま使われている他ツールとの比較なども飛び交っています。
- さらに「Cartographerを使いながらコミュニティの思考を可視化するのって面白い!」など、雑談を通じた発想交換が続いています。
4. ブロードリスニング本関連:#2_broad-listening-book
- ブロードリスニングに関する書籍執筆の打ち合わせが続いています。執筆作業の生々しい話や、過去の広聴AIの成果をどう整理して本に載せるか、という相談も出ています。
- 議論を追うと、自治体での活用事例やデータの扱いなど、書籍に盛り込みたいトピックスが多数挙がっています。
5. 全体的なアナウンス:#0_全体お知らせ
- Code for Japan Summitなどのイベント告知、定例会のリマインドがここで行われました。
- 「新規参加者向けに、最近の活動をまとめた解説を作る」という取り組みも紹介されています。Slackで迷った時はまずここを遡ると大体の動きが見えます。
6. いどばた関連:#2_開発_いどばた や #2_いどばたp1_opt1_基本機能
#2_開発_いどばた
オンライン熟議ツール「idobata」の今後について相談。開発チャンネルというよりも「idobata全般の話題」を取り扱っています。
既存実装をどう整理するか、他の派生プロジェクトと分けるか、といった話が出ています。#2_いどばたp1_opt1_基本機能
新しい機能案の基本設計や、UIの理想像をあれこれ検討中。具体的な実装作業というよりは要件のすり合わせが中心です。
7. Polimoney(政治資金可視化):#2_開発_polimoney
- データの形式や自治体・国の資料の扱いが話題に。なかなか行政が踏み込めない領域でも「民間だからこそできる」アプローチがあるのでは?という励ましも。
- 具体的には「JSON形式でデータを整備しました」など、フォーマットをそろえる作業が完了したとの報告があり、これから徐々にフロント開発へ進む雰囲気です。
8. Cartographerの開発:#2_開発_cartographer
- 回答パターンに「yes/noだけでなく、自由記述や個別に生成される“その他”の選択肢を用意しよう」という新機能がテストされているそうです。
- 意見集約ツールとしての発展が期待されており、コミュニティ内で実験的に使われる場面が増えています。
9. 人数推移と自己紹介、広報関連
#8_人数推移
コミュニティ参加者が少しずつ増えている記録が自動ポストされています。まったりですが確実に増えているようです。#1_自己紹介
新しく参加した方が続々と自己紹介を書き込んでいます。まだ書いていない方はぜひ一言だけでもどうぞ!#2_広報_pr
外部向けサイトをどう整備するか、初めての人にも分かりやすいページを作るには?など、プルリクを通じた改善提案がされています。興味がある人は覗いてみてください。#2_開発_slackbot
ちょっとしたSlackbotの便利機能提案があり、「参加者の稼働時間を一括でANDしてミーティングの最適時間を探る」といったアイデアが出されています。
参加してみたい方へ
- まずは「自分がどういう分野に興味があるか」をふわっと書くと、周囲が声をかけやすくなります。
- 各プロジェクトには「お知らせチャンネル」や「アルゴリズム/実装チャンネル」があるので、どこを覗いてもOKです。
- どこかで何か気になる話題があれば、そのスレッドに割り込んで質問や意見を投稿してみてください。
「デジタル民主主義2030」コミュニティは、試行錯誤を楽しみながらも着実に前に進めている雰囲気です。興味を持ったトピックやチャンネルをぜひチェックしてみてください!
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