2025年11月06日~12日のSlack活動まとめ
以下では、今週の主な動きをかいつまんで紹介します。参加していない方が「これ面白そう!」と感じられたり、参加中だけど忙しくてすべてを追いきれていない方が一気に把握できるよう、ポイントをまとめました。
書籍づくり・ブロードリスニングの広がり(2_broad-listening-book)
「SNS時代の movimientos(運動)」を踏まえたブロードリスニング手法の書籍化構想が大きく進展中です。アラブの春からOccupy Wall Street、台湾vTaiwanを経て「Talk to the City」や広聴AIへ至る流れを重ね合わせながら、Polisの歴史やローカライズの検討が熱く議論されています。
Code for Japan Summit 2025でも、この歴史の流れを題材にしたトークを予定しており、書籍の章立てに発展しそうな予感が。先方との学会発表や利用事例の掲載交渉も進んでいるようで、ブロードリスニングに関心のある方は要注目です。
開発まわりの活発な動き
広聴AI(2_開発_広聴ai)
自治体の職員向けアンケートの実施構想や、海外(バルセロナ)のDecidimコミュニティからの興味など、次のステップへの期待が広がっています。また音声入力/出力を活用したPoCの話も出ており、「将来は対話型UIが当たり前になるのでは?」と盛り上がりを見せています。
Polimoney(2_開発_polimoney)
選挙資金関連のデータを扱うためのJSON化や、入力ソフトの仕様づくりがぐっと前進。エクセルを超えた次世代方式を模索しながら、次の選挙以降のスムーズな運用を目指すところが話題に。自治体や候補者陣への実装をどう実現するか…ますます盛り上がってきました。
いどばた(2_開発_いどばた)
「DD2030のマニフェストを“いどばた”でドッグフード(自分たちで試す)してみよう!」という提案もあり、ツールを実際に使いながらコミュニティ内部の合意形成にも活かそうとする狙いが語られています。
新しく生まれつつあるアイデアたち(2_新しいプロジェクトの種)
farbrain・Omorate・Cartographerなど、AI×ブレストやマッピング系のツールが続々と試作・提案されています。気軽に触ってみてほしい、フィードバックをほしいといった声が飛び交い、今後はコミュニティ全体で「使ってみる」時間を作る動きが出てきそうです。
雑談まわり(7_雑談)
AIでオンラインディスカッションをサポートする海外事例のまとめや、GitHub CopilotのOSS向け無償プランの話題などが飛び交い、“つい気になるトピック”をシェアする声が続いています。気軽に意見交換ができるチャンネルとして、情報通のメンバーが集う雰囲気が増しています。
広報・コミュニティ運営(2_広報_pr / 2_コミュニティ運営)
広報まわりではロゴの英語版をどうするか議論になったり、コミュニティ運営では新規プロジェクトのツールを試してみる「触ってみよう会」実施の呼びかけが進んでいます。さらに、デジタル庁の資料なども紹介され、コミュニティビルディングの学び合いが活発化。そのほか、全体定例会や開発会議への参加案内・リマインダーも飛び交っており、新しい人の参加誘導や議論の深堀りが進んでいます。
ボードメンバー関連・人数推移(3_ボードメンバーロール / 8_人数推移)
ボードメンバールームではCode for Japanとの契約関連など、事務連絡が粛々と進行。人数推移チャンネルを見ると、1400人前後を行き来しており、引き続き大所帯コミュニティになっています。じわじわ参加者が増え続けているのは嬉しい兆しですね。
参加方法・今後の展開
参加してみたい人、久々に覗いてみようかなという人は、ぜひ活発になっているチャンネルをのぞいてみてください。
特に「2_開発_いどばた」でのマニフェスト議論や、新ツールの実験が活発な「2_新しいプロジェクトの種」は、着想が好きな方におすすめ。
コミュニティ全体の空気を感じるには全体定例に顔を出すのもよし。新しい風を吹き込んでくれるメンバーを大歓迎しています!
「デジタル民主主義2030」は今まさに動き出している真っ最中です。新しい道具を試したり、既存ツールを洗練させたり、書籍化して知見を広げたり。アイデアや技術を持ち寄ることで、どんどん未来を更新していきましょう!
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