今週の活動の概要
2025年10月16日から10月22日にかけて、全体で活発な議論が行われました。特に広聴AI関連や「いどばた」プロジェクトに関するトピックが豊富で、新しいアイデアや試作が続々と生まれています。ここでは、主なチャンネルの様子をダイジェストでご紹介します。
2_開発_広聴ai_アルゴリズム開発
高次元ベクトルを使ったクラスタリング(k-means、HDBSCANなど)やUMAPによる次元削減の実験が盛り上がりました。クラスタ数を変えてみたり、クラスタIDをワンホット化した上で可視化したりと、様々なやり方を検討中です。
「高品質な分析を目指したいが、計算コストも無視できない」というジレンマも明確になり、時間や予算に応じて使い分けできる仕組みを用意する案が出ています。
2_開発_広聴ai
実際に自治体からの問い合わせや、導入に向けたトライアルの声が届いていました。アンケートの自由記述データに広聴AIを適用し、そこからどんな成果や課題が出るのかを模索している段階です。
一方で、ブロードリスニングの方法論を発展させる試みとして、SenseMakerやtttc-light-jsなどのツールを試す動きも見られ、「細かい時間コストやモデル選択をどうするか」が話題になっています。
2_開発_いどばた
新たなコンセプト「Cartography」が注目を集めています。既存の「いどばた」とは別路線で、複数の意見をマッピングして見せる仕組みを模索中のようです。
「いどばたビジョンの延長なのか、それとも新プロダクトと捉えるべきか?」という議論もあり、今後の進化形として期待が高まっています。
2_broad-listening-book
ブロードリスニングに関する書籍づくりに向けて、寄稿の依頼や章立ての検討が進んでいます。支援組織や自治体の事例をどこまで盛り込むか、どのように構成するかが大きなテーマです。
寄稿を依頼された方々とのやりとりも始まり、12月末の原稿締め切りを目標に、書籍全体のイメージが少しずつ形作られていくようです。
2_開発_polimoney
選挙に関わる収支報告をスムーズにするための入力ソフトに関して、UIナレッジの共有や技術選定のアイデアが話し合われました。
FlutterやTauriを使ったクロスプラットフォーム開発への期待もあり、「どんな見た目や操作感なら候補者や事務局が使いやすいか」を重要視する流れが見えます。
7_雑談
「Plurality」を読んでみようという声や、予測市場をコミュニティで活用するアイデアが飛び交い、学術的な話題から雑多な情報交換まで非常に幅広い話が盛り上がっていました。
また、過去に進行中とされていたプロジェクト以外にも「実はこんな種があるんじゃないか」という話題が出て、コミュニティ内にまだまだ眠っている可能性を感じさせます。
0_全体お知らせ
広聴AIや「いどばた」開発など、各定例会のリマインドが行われました。新しい試作の体験会やキックオフ情報もここで告知されており、最新情報を追いたい場合は要チェックです。
参加のしかた
最近は「Cartographer」のように新しい取り組みが次々とテストされ、自治体の現場からの活用レポートにも注目が集まっています。もし興味を持ったなら、ぜひSlack上で質問したり定例会を覗いてみてください。「思わぬところでコラボが始まる」空気感がこのコミュニティの面白さです。
開発に詳しくなくても大丈夫。自治体の課題感やプロダクトの使い勝手など、いろいろな観点がプロジェクトを支えます。
ぜひチャンネルをのぞいてみて、自分が面白そうと思うトピックに参加してみてください!
未来を共に創る
実証実験に参画されたい方、寄付にご協力いただける方、開発・デザイン・改善・コミュニティ運営に興味のある方は、こちらから。