広聴AI 10/8~10/15 のGitHub活動まとめ
今週はバグ修正や新機能のためのIssueがいくつか完了し、Windows用スクリプトの改善やクライアント画像表示のバグ修正などが盛り込まれました。また、新たな機能追加の提案やE2Eテスト実装のPRにも注目が集まっています。以下、詳細をまとめました。
完了したIssueとマージされたPR
1. Issue #717 の対応
- クライアント画面でロゴや画像が表示されないバグを修正。
- PR #718 で解決。
- 主な実装者: shingo-ohki +Devin
- 画像の相対パス設定を見直し、通常起動と静的ファイルエクスポート両方で表示できるように調整されました。
2. Issue #714 の対応
- Windows用setupスクリプトで文字化けが発生していた問題を解消。
- PR #715 で対応。
- 主な実装者: AkioPonkotu +Devin
- スクリプトの文字コード設定を適切に行い、APIキーチェックや環境構築が正しく動くように改善されました。
3. Issue #622 の完了
- Azure上で広聴AIを常時デプロイし、動作確認・デモ環境を整備する取り組み。
- 付随する Issue #642、Issue #688、Issue #633 などのサブタスクも含め、基本的な環境構築が完了しました。
- 開発者以外の利用者も簡単に広聴AIの画面を確認できるようになります。
未完了のIssue・PRと議論の進捗
1. Issue #716
- レポート作成時のエラーログをWebアプリケーション上から確認できるようにする機能要望。
- dockerのコンテナログを見られないユーザーでも原因究明が可能になることを目指しており、Slackで実際に困っているユーザーの声があがっています。
- ログのダウンロードや画面表示といった実装について議論中。さらなるアイディア募集も歓迎します。
2. PR #719 (E2Eテストの実装)
- 主な実装者: nishio +Devin
- Playwrightを用いた管理画面(client-admin)およびクライアント画面(client)の総合テストを実装する大規模PR。
- ダミーAPIサーバーとテスト用フィクスチャを用いて、UIやパイプラインの一連動作を網羅的にチェックできる仕組みを追加予定。
- レスポンシブ対応やエラーケースのテストも含まれるため、レビューへの参加や議論が大歓迎です。
参加の呼びかけ
- 新機能やバグ修正のIssueには誰でもコメントできます。気になる点やアイディアがあればぜひ書き込んでください。
- OSS開発へはコード貢献だけでなく、仕様提案、テスト、ドキュメント整理も歓迎です。
- 「自分でもできることがあるかな?」と迷ったら Issue #716 や PR #719 の議論に参加してみてください。
これからも「広聴AI」プロジェクトを盛り上げていきましょう。何かご不明点や質問があれば、Issue や Slack チャンネルでお待ちしています!
未来を共に創る
実証実験に参画されたい方、寄付にご協力いただける方、開発・デザイン・改善・コミュニティ運営に興味のある方は、こちらから。