2025年7月24日~7月30日の活動ハイライト
今週はコミュニティ全体で新しい参加者が続々と加わり、政治家の広報担当やデザイナーの方など、多彩なバックグラウンドを持つ仲間が登場しました。とくに年金改革への意見回収を目指す動きや、ブロードリスニングをめぐる活発な議論など、「デジタル民主主義2030」の可能性を大いに感じられる一週間となりました。
2_開発_いどばた
一番活発なやりとりがあったのが「2_開発_いどばた」です。ここでは、いどばた政策に関連した既存コードの扱いや、チャットボット→公聴AI→プルリク(GitHub)という仕組みをどう進化させるかなどが話題になりました。前選挙の事例を振り返りながら、「レスバ」(激しい返信合戦) にならないための設計や、ブロードリスニングをよりスムーズに行うための工夫について意見が飛び交っています。架空のテーマで実験しながら改善する「ドッグフーディング」案も提案され、プロダクトを自分たちで使いこなしながら開発を進めようという姿勢が強まっています。
2_開発_広聴ai
一方、「2_開発_広聴ai」ではリファクタリングや新機能に関する対応が活発でした。以前のプロジェクトで使われていたカテゴリー分類の機能が不要になったため削除作業が進められ、すでに複数のプルリクエストがマージされたとのこと。また「よくある質問」ページを整備して、自治体職員や一般ユーザーが迷わないようにするアイデアも募集中です。こちらは実際の現場での導入事例が増え始めていることもあり、より分かりやすい使い方を広めたいという熱意が感じられます。
2_新しいプロジェクトの種
「2_新しいプロジェクトの種」では、意見交換が過熱しがちなオンライン対話をどう抑制し、建設的な合意形成に導くかが話題になりました。オードリー・タン氏のように返信ボタンをなくす工夫やPolisの仕組みを参考にするなど、次世代のデジタル民主主義に必要な「設計思想」を模索しているところです。今後ここから新たに面白い試みが立ち上がる可能性があり、目が離せません。
2_広報_pr
「2_広報_pr」では、河野太郎議員の広報を担当している方が参加し、年金改革政策への意見募集とあわせてプレスリリースへ広聴AIを活用する企画が進められています。「民間×政治家×広聴AI」という組み合わせに興味を持つ参加者も増え、これから本格的に動き出しそうです。データ活用次第では、大きな注目を集める取り組みになるかもしれません。
新たな参加者の自己紹介
「1_自己紹介」チャンネルでは、デザイナー、コンサルタント、議員秘書出身の方などが相次いで自己紹介を投稿。AI解析の現場や政治の舞台裏など、普段触れ合う機会の少ない世界からの視点が加わり、コミュニティがさらに多角的になっています。今後の議論に新鮮な意見と実践的なノウハウが集約されそうです。
まとめ
開発面では、「いどばた」や「広聴AI」の機能改良に力が入れられ、実際にブロードリスニングを生かす方法について具体的な対策が検討されています。また広報・PRの領域では、政治家との連携が急速に進んでおり、より大きな社会実装への期待が高まっています。
このように、さまざまな興味・得意分野を持つ人々がコラボレーションしやすい雰囲気ができあがりつつあるのが「デジタル民主主義2030」です。プロジェクトや議論の内容に少しでも興味がある方は、ぜひ気軽に参加してみてください。新しい取り組みを形にし、未来につながるアイデアを一緒に作り上げましょう!
未来を共に創る
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