いどばたシステム 第3週(3/27~4/2)のGitHub活動まとめ

以下は2025/3/27〜4/2(第1週)の開発ハイライトです。


今週「完了」した主な内容

1. 「idobata-analyst」リポジトリ

  • Issue #90: Biomeをrootで実行できるようにする

    • PR #91(実装: @takker99)が4/2にマージされ完了。
    • ルートディレクトリでフォーマットやLintが動くようになり、新規開発者のセットアップが簡単になりました。
  • Issue #87: 新規改善提案がProjectに自動で追加されるかテスト

    • PR #86(実装: @jujunjun110)が3/29にマージされ完了。
    • 新たに作成されたIssueをGitHub Projectsに自動登録するワークフローの構築。管理者の手間を削減し、作業見落としを防げます。
  • Issue #19: 全体レポートのどこかに情報源の分布を追加する

    • PR #62(実装: @itoma-aikon)が4/2にマージされ完了。
    • 「全体レポート」画面に各コメントがどの情報源(SNSやフォームなど)から投稿されたかの分布を表示。議論の出どころを可視化し、より俯瞰的に分析できます。
  • そのほかの改善PR(すべて4/2マージ)

    • PR #64@spinute):開発用の.envコピー用スクリプトを改良し、既存設定を誤上書きしないよう改善。
    • PR #88@spinute):Docker起動コマンド(make containers-start)を微修正し、コンソールログが正しく表示されるように。
    • PR #93 / #94@spinute):開発環境でサンプルデータやサンプルCSVを手軽に読み込めるボタンを追加。テストに使うダミーデータの用意が容易に。
    • PR #95@spinute):CSVプレビュー機能の件数表示バグを修正。アップロード時のデータ確認がスムーズに。

これらの機能追加や修正は、ユーザには見えにくい開発者向け改善も多いですが、長期的には「環境構築しやすい・バグを踏みにくい」土台づくりにつながっています。

2. その他リポジトリでの対応

  • 「idobata-discourse-agent」「idobata-infra」「idobata-sns-agent」
    • @jujunjun110 を中心に、Issueを自動でGitHub Projectsへ登録するワークフロー関連の修正を多数マージ(3/29)。
    • 大きなユーザ向け機能ではありませんが、プロジェクト管理を効率化し、新規Issueを見落とさない体制づくりを進めています。

「未完了」タスクと議論の状況

1. ビジュアル分析関連の改良

  • PR #89: 「ビジュアル分析タブの余白を調整した」

    • まだマージ待ち。スマホで表示する際の見やすさ改善が狙いです。さらにモバイル画面への最適化を議論中。
  • Issue #96: ビジュアル分析のモバイル表示対応

    • #89の続きとして、モバイル端末向けレイアウトを本格的に見直す案が出ています。配置やフォントサイズなど「もう一段踏み込んだ最適化」がテーマ。

2. 他AIツールとの連携機能

  • PR #92: 「サイト全体の情報をテキストでコピー可能にする機能」
    • 4/1に作成され、まだレビュー中。外部のAI(PerplexityやノートブックLMなど)で再分析できるよう、議論内容を一括テキストで取得する仕組みを追加する試みです。

3. 「deep search」的なファクトチェック機能

  • Issue #97
    • 4/2に新規提案。投稿内容の真偽を確かめやすくするため、より高度な検索・照合機能の実装が検討されています。
    • 具体的な仕様は未定で、どの程度AIを活用するか議論が始まった段階です。

4. OpenRouter APIまわりの拡張

  • PR #60: 「クレジット残量が少なくなったらアラートを表示する」
    • こちらはまだマージされておらず、Slack等で通知するか・何度ごとにチェックするかなど、運用面の議論が残っています。

コミュニティ参加の呼びかけ

  • 未完了のPR/Issueは、さらに意見を出してくださる方を歓迎しています。
    • 「ビジュアル分析のUI改善」や「AI連携の強化」は、開発に詳しくない方の視点も大切です。
    • ファクトチェック機能やOpenRouterの運用設計なども、活発なアイデア募集中です。

もし興味のある方がいれば、是非IssueやPRにコメントをお願いします。今後も開発は継続的に進めていきますので、引き続きご意見・ご参加をお待ちしています。