デジタル民主主義2030 第2週(3/20~3/26)のSlackまとめ
以下は2025年3月20日から3月26日までの第2週における「デジタル民主主義2030」コミュニティの動きをまとめたものです。
先週からさらに参加者が増え、Slack全体で活発なやり取りが行われました。とくに「いどばた(大規模熟議プラットフォーム)」と「広聴AI(ブロードリスニング)」の開発が大きく前進し、それぞれのチャンネルで技術的な検証やデザイン案の議論が進んでいます。以下のポイントで、今週の注目トピックを簡潔にまとめました。
1. いどばた開発の盛り上がり
- 「いどばた」 では、SNS連携ボットの試作や論点の可視化など、ディスカッションを AI でサポートする新機能づくりが活発に議論されました。
- 開発者同士が Meet や作業会を開催し、「idobata-analyst」 を実際に動かしてみるテストや改善提案が盛んに行われました。
2. 広聴AI(ブロードリスニング)の進捗
- 「広聴AI」 では、Azureへのデプロイ、Dockerなどインフラ面の整備が一気に進み、テスト環境を使った意見分析が増加。
- パブリックコメントへの応用や、大量の意見を短時間で可視化する機能の検討が進んでおり、実際に社内や市民団体が試験的に導入する事例も報告されました。
3. 新顔・新コラボ続々
- プロジェクト全体でメンバーが増え、Slackへの参加挨拶やGitHubでのPR(Pull Request)が活発化。
- 複数の自治体や研究者との連携相談が報告され、「行政や政治の現場でどのようにAIを活用できるか」 が具体的に検討され始めています。
4. 4月以降のイベント・連携
- 4月12日に予定されている 「1Dayハッカソン」 に向けた準備が進行中。ブース形式・アンカンファレンス形式など企画案が出され、参加メンバーの役割分担や当日のテーマが調整されました。
- 他団体・他国でのAI/民主主義動向も紹介され、パブコメ荒らし問題 等の時事トピックをめぐる議論が盛んに。
今週は「いどばた」と「広聴AI」が特に盛り上がり、実際に試してみる作業会が複数開催されました。新規参加者も増えており「自治体への導入を検討したい」「議論の見える化を体感したい」という声もちらほら。次週以降は、さらに技術を磨きつつ、幅広い社会実装の可能性を探る動きが続きそうです。
開発未経験でもUI/UX改善のアイデアや、自分のコミュニティで議論を回してみるなど関わり方は自由。少しでも興味を持った方はぜひ Slack やイベントに参加してみてください!