今週のSlack活動まとめ (2025/06/26~2025/07/02)

今週は全体で複数のチャンネルが活発に動き、さまざまな話題が飛び交いました。参加していない方には「ぜひこんなテーマに興味があれば参加してみたい!」と思えるように、また参加中だけれど全部は追いきれていない方には「ざっくりどんな話が出ていたのか」をつかめるようにまとめました。


新しいプロジェクトの種

「2_新しいプロジェクトの種」では、行政DXをどのように進めるか、またガバナンスの技術との違いを整理してみようという話題が盛り上がっていました。自治体の補助金や交付金情報を共有しながら、具体的に行政の現場でAIチャットボットなどを活かせないかという提案が出ています。デジタル民主主義に関心がある方はもちろん、実際の自治体と連携してDXを加速させるアイデアに興味がある方にはおすすめのテーマです。


広聴AIに関連する動き

「2_開発_広聴ai」では、いくつかの自治体から興味を持ってもらえたという報告や、技術資料のわかりやすい説明方法についての相談がありました。実際に自治体から「事務作業はラクになるの?」「導入に必要なエンジニアスキルは?」といった質問が寄せられ、広聴AIをどのように広められるかを検討中です。また、試しやすい環境を提供するための取り組みなども進んでおり、自治体に限らず住民参加型のプロジェクトに興味のある人ならわくわくする話題がいっぱいです。

「7_広聴ai読書会」では、書籍「Plurality」を題材に、参加メンバーが読書メモを共有・分析しようとしていました。第一章や第二章について意見をまとめようという流れになっています。読書会から派生して、台湾の現状や歴史の知見をもとに、広聴AIや民主主義について深く考えるきっかけになりそうです。

「2_開発_広聴ai_アルゴリズム開発」では、ローカルLLMで大量のテキストを処理できないかというアイデアが紹介されていました。1000件程度のテキストなら一晩かけて回せるかも? といった試みに興味がある方は注目してみると面白いかもしれません。


いどばた開発の雑感

「2_開発_いどばた」では、GitHubのIssue管理やPull Requestのやり方に関する議論がありました。どのように環境変数を扱うか、GitHubの機能をどう呼び出すかなどの実装周りの相談が進んでいます。「いどばた」を使った対話促進や共同編集の形がもっと気軽にできるよう、地道に改良を重ねている印象です。「いどばた」を活用した民主的な議論の場づくりに興味があれば、ぜひ一緒に覗いてみてください。


その他のにぎわい

  • 「1_こんな人募集」では、必要とするスキルや人材像に関してのやり取りがちらほら。コミュニティで手伝いたい方、もしくはこんな方いませんか?と呼びかけたい方は要チェックです。
  • 「2_コミュニティ運営」では、月例のミートアップの準備や役割分担の相談が活発で、カメラマンの募集などもありました。イベント運営に興味のある方はぜひ参画してみましょう。
  • 「3_ボードメンバーロール」では、今後のミートアップ会場や予算に関する相談や、10分ほどのスピーチをどうするかの話題も。理事会レベルの動きや支出にも興味のある方には魅力的なチャンネルです。
  • 「7_雑談」には、「Code for Japan」の情報共有や外部SNSの投稿が貼られ、民主主義や熟議の広がりに関する雑談が盛り上がっていました。AIプログラミング学習環境を子ども向けにどう提供するか、といった話も出たりして、技術者以外でも参加しやすい軽い会話が多い印象です。
  • 「0_全体お知らせ」では、全体定例会や週次まとめの告知などが行われています。ハブとして、取りこぼしのないように要チェックです。

参加してみませんか?

今回の1週間だけみても、自治体とAIをつなげるワクワクする取り組みや、新しいプロジェクトの発想を練るスレッドが多数ありました。技術的な話もあれば、イベント運営や学びの場づくりなど、いろいろな切り口で関われる余地があります。

「デジタル民主主義2030」コミュニティは、興味や得意を活かして一緒に活動できる仲間を常に歓迎しています。まだ参加していない方は、ぜひ覗いてみてください。参加中だけど流れを追いきれていなかった方も、気になるトピックのチャンネルに顔を出してみると、面白い発見があるかもしれません。お待ちしています!

未来を共に創る

実証実験に参画されたい方、寄付にご協力いただける方、開発・デザイン・改善・コミュニティ運営に興味のある方は、こちらから。