デジタル民主主義2030(DD2030)貢献者向けガイドライン
― 政治活動・選挙活動・プロジェクト活動における注意点 ―
目的
このガイドラインは、DD2030が中立的なオープンソースプロジェクトとして信頼を保ちつつ、法令遵守を徹底するために策定されたものです。すべての貢献者(開発者、デザイナー、コミュニティ運営者、広報など)は以下の点に留意してください。
1. 中立性の維持
DD2030は特定の政党・候補者・政治団体を支援または反対する立場を取りません。
貢献者個人の政治的立場や表現の自由は尊重されますが、「この候補を応援しています」「この候補の選挙活動を手伝うボランティアを募集しています」などの政治的中立性を損なうコミュニケーションをDD2030上で行わないでください。
2. 個人の政治活動との分離
選挙運動(投票を呼びかける、特定候補への投票を依頼するなど)を行う際、DD2030の名前やリソースを利用することは禁止します。
貢献者が個人として政治活動・選挙活動に関わることは自由ですが、その際には「DD2030の貢献者」としての立場を明示しないようにしてください(誤認を避けるため)。例:「DD2030のコミッターとして、この候補を応援しています」といった発言をSNS上で行う。
選挙運動に対して報酬を支払う・受け取る行為は、公職選挙法第221条により原則禁止されており、違反すると刑事罰の対象となります。例外的に認められる職種(ウグイス嬢・選挙事務員等)以外は、報酬の授受は極めて慎重に判断する必要があります。政治活動での報酬支払いは可能ですが、政治活動と選挙活動の線引きが曖昧な場合は報酬を受け取らない/支払わないことを推奨します。判断が難しい場合は、事前に専門家や選管に相談してください。
付記
- ポリシー違反を発見した場合には運営メンバーにお問い合わせください。
- ポリシーに関する意見、質問、不明点はGithub PRにお寄せください。